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最先端の検査機器
「放射線を使わない目のCTスキャン」
OCT(眼底三次元画像解析/光干渉断層計)
OCTとは、近赤外線を利用して、CTのように網膜の断層画像を撮影する検査です。
放射線は使わないため、繰り返し撮影しても人体には無害です。
私たちの目の奥には、カメラのフィルムのような役割をする「網膜」があります。OCTにより、従来の診察や眼底検査だけではできなかった網膜の断面を観察できるようになりました。網膜疾患、黄斑部病変の診断が今までとは比較にならないほど正確に下せるようになり、病気の早期発見、治療方針の決定、治療効果の観察でも役立っています。
「造影剤を使わない血管造影検査」
OCTアンギオグラフィー
血管造影検査(OCTアンギオグラフィー)とは、OCTを用いて眼底の血管を描出する検査です。
OCTは、光の干渉を利用して光の進行方向の距離を測定する技術です。
OCTの画像を短時間に複数枚撮影し、その中で変化のないもの(動いていないもの)を引き算すると、動いているもの(血管内の赤血球)が描出されます。
赤血球の流れが血管であるため、これを3次元構成したものがOCTアンギオグラフィーです。
従来の蛍光眼底造影検査に比べて造影剤の使用が不要であるため、副作用や身体の負担は無く、検査時間も短く、繰り返し検査ができるという特徴があります。
「注射針を使わない41種迅速アレルギー検査」
ドロップスクリーン
ドロップスクリーン検査は従来の注射採血ではなく、指先から数滴分の血液を採取することで41項目のアレルゲンを調べられる検査です。
近年、アレルギー発症年齢は低く、幼児でも花粉症やアレルギー性結膜炎を発症することがあります。
アレルギーは放置すると、喘息やアトピー性皮膚炎などへ連鎖する可能性もあります。
花粉症や食物アレルギーの原因を最短30分程度で特定でき、小さなお子様(乳幼児)でも検査可能です。
ドロップスクリーン検査で早期発見・早期治療を始めましょう!
「アイパッチを使わないスピーディな視野検査」
自動視野計アイモ
視野検査は緑内障の診断、進行度の評価に欠かせない検査です。
しかし、緑内障の視野検査というと暗い場所で時間がかかるというイメージをお持ちの方も多いかと思います。
当院で採用している視野計「アイモ」は、そのような視野検査の煩わしさを解決した最新型の自動視野計です。
従来の「ハンフリー自動視野計」等の視野計では、片目ずつ検査、セッティングをする必要があった為、その分検査時間が長くかかっていました。そのため、体勢を維持するのが辛くなったり、眠たくなってしまうことがデメリットでした。また、アイパッチを非検眼(検査しない方の目)に貼るので違和感があったり、女性の方はお化粧が取れてしまうこともありました。
「アイモ」では両目を一気に測定することができ、アイパッチは不要で検査時間も短いので患者様の負担は格段に軽いです。