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低濃度アトロピン点眼による近視進行抑制治療
近視の治療法
近視の治療法にはLASIK(レーシック)、ICL(アイシーエル)等の手術治療がありますが、長期的な安全性の点で心配な面もあります。
近年、点眼薬を用いて効果的に近視の進行を抑える方法が登場しました。
低濃度アトロピン点眼薬は、臨床試験にて近視の進行を抑制する効果が確認されている点眼薬です。
対象は主に15歳までのお子様で、軽度または中等度の近視の方に対しより効果的であるとされています。
1日1回点眼することで近視の進行を抑制することができます。
点眼治療なので、手術のように高額な治療費はかからず、術後合併症のリスクもありません。
低濃度アトロピン点眼液の特徴
対象:主に15歳までの小児 ※18歳まで処方は可能です
用法・容量:1日1回 寝る前に点眼
副作用:まぶしさを感じる場合があります
低濃度アトロピン点眼液0.025%は、通常濃度のアトロピン点眼液1%とは異なり、副作用が少なく、近視の進行を効果的に抑えることが数多くの研究で示されています。
当院ではリジュセア®ミニ点眼液0.025%およびマイオピン点眼液0.025%を取り扱っております。
- 副作用がほとんどなく、近視の進行抑制に適した目薬
- 近視の進行を平均50~60%抑えることができるとされている
- 光のまぶしさへの影響が少ない
- サングラスをあまり必要としないとされている
- 目の調節機能(手元を見る作業)への影響はほぼなし
- 近見視力(近くを見る視力)への影響はほぼなし
- 近視進行抑制のためのメガネもほとんど必要なし
- とても簡単な日常ケア
- 1日1滴、就寝前に両眼に点眼
低濃度アトロピン点眼液0.025%による自費診療の費用
低濃度アトロピン点眼液の処方は自費診療となりますが、当院では原則、検査・診察費用はかかりません。患者様のご負担はお薬代のみとなります。
※低濃度アトロピン点眼液の処方をご希望の方は事前診察が必要となります。
診療内容 | 自費診療費用 | 内訳 |
マイオピン0.025% 1ヶ月分(1本)処方 | ¥3,000 | 検査,診察⋯ 無料 点眼薬⋯ ¥3,000 |
リジュセアミニ0.025% 1ヶ月分(30本)処方 | ¥4,000 | 検査,診察⋯ 無料 点眼薬⋯ ¥4,000 |
税込表記です