飛蚊症とは

 

どんな症状？

飛蚊症（ひぶんしょう）とは、目の前に虫や糸くずのような黒い影が飛んでいるように見える症状で、多くの人が経験する症状であり加齢とともに発生率が高くなります。まばたきしても消えず、明るい場所で見えやすい傾向があります。
飛蚊症は多くの場合、生理的な原因によるものであり治療の必要はありませんが、急に飛蚊症が増えた、視野が欠ける、光がまぶしく感じる、といった症状がある場合は早めに眼科を受診しましょう。

原因

• 加齢による硝子体の変化
• 後部硝子体剥離
• 網膜裂孔
• 網膜剥離

検査方法

瞳孔を大きくする目薬を点眼し、眼底検査を行います。網膜から出血していないか、網膜が剥離していないか等を調べます。
OCT検査、血管造影検査等も必要に応じて行います。

　　

治療方法

原因によって治療方法は異なります。
生理的な原因による飛蚊症の場合、特に治療の必要はありません。
網膜裂孔や網膜剥離の場合は、レーザー治療や手術が必要になります。